Kredity
Texty
らったった 路地の子猫「どこ行くの?」ねぇ。
ヒトの気持ちすら知らず
山積みの言い訳 靴を揃えのらりくらり逃げていくの
裏を覗く右ピアス
無理にはめたミルクパズル
揃ったフリの足並みと時を止める未熟な日々
願ったのは僕だけで、叶ったのは君だけだ
差し遇う手のひらと少し残った鉛の匂い
いつかきっと恋になる いつかきっと行為になる
正当化した理論と嘘の暴力 未必の故意ね
煙あう夏の群れ
らったった そこのお兄さん「何するの?」ねぇ。
ネコの行方すら知らず
気紛れな態度 その場しのぎひらりはらり落ちていくの
2人照らすネオンの街
抜け出せない大都会
一度針を突き刺して君の中の記憶になる
思ったのは僕だけで、笑ったのは君だけだ
向かい合いの背中冷めてく熱としじまの迷い
いつかきっとhighになる いつかきっと灰になる
音を立てて崩れる砂で作った2人の居場所
駆け引きの夜の揺れ
先走りして疲れて眠る
それで今はしあわせなのに
どれだけ行けど どれだけ泣けど
僕らが知ることはない
変わったのは僕だけで、戻ったのは君だけだ
指ひとつで送る愛のカタチに囚われおばけ
いつかきっと解いになる いつかきっとTOYになる
細い声で咎める「まだこのままで」「終わりは終わり」
吸い込んだなりの果て
Written by: 八巻俊介, 宮村水希

