こみあげる

雨の日も今日も陽は沈み　君は顔を傘で隠したまま

 ケンケンパしてた水たまり　あの頃なんでも喜んでたなぁ

 傘の幅も大きくなって　守るものも増えてきたんだけど

 入り込む雨に困る僕　あの頃の顔で君は笑った

 君は何を見てきたんだろう？僕も見ていたのかなぁ？

 僕の知ってる仕草でまた

 こみあげる　想いこみあげる　今日も同じようにこみあげてく

 傘をたたみ雲をかきわけ　二人を照らすよ

 離れてる会えない日々は　君を見習うことにしてるんだ

 次の時　期待ふくらませ　今日を大事に生きていくこと

 時にまた滅入る日が続き　天気とシンクロしてるみたいだ

 何気なく君がほほえんだ　柔らかな時間が解決した

 また強く雨が降り出した　すぐ君は傘の下

 気づけば隣にいることにただ

 こみあげる　胸がこみあげる　説明つかなくてこみあげてる

 雨さえも弾んで見えるよ　二人に注ぐよ

 こみあげる　想いこみあげる　君がいるだけでこみあげていく

 傘をたたみ街もまばゆく　二人が歩けば

 二人を照らすよ