Nabízeno v

Kredity

PERFORMING ARTISTS
Chihayaburu
Chihayaburu
Performer
COMPOSITION & LYRICS
Chitose
Chitose
Composer

Texty

君は氣づいたのか
 空を切つて行く飛行機雲の帶の先が消えた
 向かうに續いた道を二人沿って歩いて
 草木を撫でた風が驅け拔けてつた
 屹度永遠でない旅だから儚くて
 何でもない時間さへ惜しくなつてしまつたり
 何度迷ひ 何度も間違へ終はつてく頃には
 いつかどつちかが終點で待つてるんだ
 キスして抱きしめられたら 屹度時間止まつて
 大切な幸せなんてこんなに近くにあるのに
 求めれば人はもつとつて足りてる事さへ忘れて
 だから神樣は人に翼を附けなかつたんだね。
 君に屆いたのか
 海を渡つてゆく船の蒸氣が青に溶けてつた
 日照る窓から兩手を空に伸ばして
 飛んでく鳥の群れを見つめてた
 急に君がどつか遠く違ふ世界に行つたなら
 上を向ひて右を向ひて方向だけが分からない
 離されてやつと會へてもイタズラにまた離されて
 痛くなつて人は氣づくんだ
 キスして抱きしめられたら 屹度時間止まつて
 大切な幸せなんて こんなに近くにあるのに
 高く飛べればもつと高くつて次から次へ盡きない
 だから神樣は人に翼をつけなかつたんだね。
 當たり前と思つてゐる日常とか
 ただ側で微笑つてゐる何でもない時間とか
 時々 人は忘れてしまふから
 男女に分けて思ひ出すやうに
 神樣の方程式
 キスして抱きしめられたら屹度時間止まつて
 大切な幸せなんてこんな近くにあるのに
 氣附けば此の世界は前よりもつと愛しいんだ
 だから神樣は人に翼を附けなかつたんだね。
Written by: 千歳
instagramSharePathic_arrow_out