Texty

チウニング狂わされて 全身に違和が残る 十年前のモワトリックの衝撃は 今や鼓膜を撃つ気配すらない 自らの欲望と喪失も また同じように壊れてゆくのだ 眼球を逸らさないで 現実に耳を澄ませ 全人類がシステマチックに則って 美学が科学に慄いているのだ 正しさが戸を塞ぐ密室で 四壁を爆破する芸術を ずっと 膝を抱えて待っている 何か足りない 何が足りない 答は剥き出しの本能 鳴らせ 雨の降る街へ 喉を枯らせ 麻痺するくらいに それはまるで 祈りに似たハルシネイト 何億光年だって泳ぐ夢 冷凍室逃れたくて 現状に疑義を抱く 何時かはきっと コントロールが効かなくなる 鼓動の音が失速する その前に 鳴らせ 雨の降る街へ 夜を伸ばせ まぶしいくらいに それはまるで 祈りに似たハルシネイト アンコールはない今夜限定の人生 自分の眼だけに射した ひかりを愛していたい これ以上はもう 一つも失いたくはない 降り頻る雨の音に 掻き消されるように 歌をうたって此処に刻んで 忘れないよう残していたいよ どんな悲しみもずっと 鳴らせ 雨の降る街へ 喉を枯らせ 麻痺するくらいに それはまるで 祈りに似たハルシネイト 何億光年だって泳ぐ夢 君の聴覚に届くまで
Writer(s): Tsumiki Lyrics powered by www.musixmatch.com
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