僕等讃歌

傷付いて失ってまた手に入れて僕は

ほんのちょっと強くなってゆく

悲しみを乗り越えず携えたままでもね

前に進めるんだと

きみが教えてくれた

奇跡は起こるんだと言われる程

努力の意味が疑わしくなる

それでも僕は僕をやめられずに

何かを信じるように明日を描いてる

よく晴れた日に

空を見上げ息を吸った

大丈夫　僕等は

ひとりぼっちの小さな掌を

繋ぎ合えるから

閉じ込めたはずだった未来を連れ出してさ

あっという間　色を付けたきみ

眠れずに消えたくって震えて耐えた夜が

意味を持つ日は来るだろうか

まだ自信ないな

一人じゃないんだと言われる程

じゃあこの痛みは何なんだと思う

それでも僕はいつも願っている

きみにあげる分の笑顔は失くしたくないと

まだ行けそうかい

沢山抱えて生きてきたね

なんで泣いてるか

分からない　だけど

空が凄く綺麗できみみたいだった

同じかたちにならなくて良いよ

お互いの孤独を触り合えたらそれで良いよ

それだけで救われんだ　進めるんだ

ほら　いつの日か捨てたはずの希望さえも

携えていた悲しみの中

紛れ込んで僕等を待っていた

よく晴れた日に

空を見上げ　息を吸った

大丈夫　僕等は

ひとりぼっちのちいさな掌を

繋ぎ合えるから