あぽかりぷす

終わらぬ冬の残滓から

腐り落ちた過去が滲んでる

変わらぬ恋のその先に

救いはあると誰かに言い聞かせてる

あなたの描く恋がどうか

嘘であるように

逆さまの世界から夜空だけが泣いている

誰かの紡ぐ過去がいつか

実りますように

仄かに揺らぐ雪が触れた慰めるように

終末が迫ってる 終末が迫ってる

終わらぬ夜の残り香に

希望の形をした屍がある

無くなる日々と視界から

最後が見えた白く染まる世界から

あなたに会えるようにどうか

嘘を願ってる

逆さまの世界から言葉だけが浮いている

誰かの紡ぐ詩がいつか

夢になるように

赤色の花びらが舞った白を染めるように

終末が迫ってる 終末が迫ってる

終末が迫ってる 終末が迫ってる