ミエナイミタイ

その視線 ぼくを見ている だけどぼくの何を見てるんだろう

わからないままでいるのは 君を見ていないことになるかな

どんな事にも正しい答えはある 簡単な問いかけのはずなのに

返事ひとつだって 思いつかない理由は 君の表情のせいだよ

ミエナイミタイ 余りに違う 正解しか知らないと間違えて

ジレンマに期待してしまう その戸惑いがどんな 想いを連れてくるのか

会話の中に紛れた ゆらゆら揺れるノイズにさえも

読み解かなくちゃいけない 意味があるなんて面倒だな

なのに君の何気ない一言に 周波数不明の波を捉えて

だけどノイズとは呼ぶことの出来ない 自分に初めて気付いたよ

見えない、見たい ただそれだけが 好奇心の因子以上の意思を持ち

想い煩うというらしい 言葉が何故だか 思い浮かんでしまうんだ

どんな言葉が心に響く 考えたこともないような問いになっていく

返事は待って

ミエナイミタイ 君の心が ぼくには

言えないみたい 今のままでは 間違いすら知らない

なぜか熱い 君の視線が 見えない機械仕掛けの歯車の

ジレンマを回し始めたよ その戸惑いはどんな 想いを連れてくるんだろう