Sky Balloon

大空風船

この空は子供のころ見た色で 果てしなく高いはずだろ

いつの間に手を伸ばさなくなった いつの間に見上げなくなった

走れ 走れ 空の果てに何があるか知りたいだろ

経験 知識も 今はいらない

守るものが増えすぎたとか 大人とはこういうものだと

流れのままに決めつけていただけさ

行き先も期限も決めずに 大空に風船を放て

忘れてしまった心を さあ取り戻そう

同じようにただ繰り返す日々を 諦めて受け容れてた

いつもとは違う道を歩けば 景色さえ変わるというのに

届け 届け 青き春の情熱という花の種よ

まだ見ぬ大きな花を咲かせよう

守るものがあると言うなら まずは自分らしさを守れ

誰も信じてくれなかったとしても

見えないものを憂う前に 種をつけ風船を放て

芽が出て 根を張り 葉を拡げて 花は咲くから

信じよう 厚い雲の向こうにある青空を

守るものが増えすぎたとか 大人とはこういうものだと

流れのままに決めつけていただけさ

行き先も期限も決めずに 大空に風船を放て

忘れてしまった心を さあ取り戻そう