Credits
PERFORMING ARTISTS
The Mass Missile
Performer
COMPOSITION & LYRICS
Yoshiki Takagi
Composer
Lyrics
人に弱みは見せぬよう、生きてきまして、
人に涙は見せぬよう、笑ってまして、
一人で生きていけると、そう信じてまして、
そんな僕に近づいてくる人影が、一つありまして。
涙で濡れたこの僕の足元に、
君は長靴も履かずにやってきまして、
「服が汚れるよ、ダメだよ。」そう忠告しても、
まだ傷も乾かぬ僕の場所までやってきまして。
「僕のことなど何にも知らないくせに!」そう君を追い払っても、
『知らないから、わかんないから、側に行かなきゃって思ったの!』って言った。
そうして、上から下まで汚れた僕の腕をとり、
『コインランドリーに寄ってから銭湯に行こっ!』って行ったんだ。
そして僕に、そう僕に、その言葉をくれたんだ。
『大丈夫。』
そう、たった三文字の台詞だ。
根拠なんかなかったんだろう?
だけど僕はどうして泣いちゃったんだろう・・・
『大丈夫。』
そう、本当は根拠なんかどうでもよかった。
ただ君は、少なくとも君だけは、僕を大丈夫だと信じてた。
それだけで・・・よかった。
「どうせ俺なんてこんなもんさ・・・」そう呟いても、
「夢で飯は食えねんだよ!」って腐っても、
「精神的には人間みんな一人で生きていける。」と毒づいても、
なんてこった、君の口から出た言葉は・・・
『だからどうしたの?』
そして僕に、その3文字をくれたんだ。
『大丈夫。』
そう、僕はきっとそれが欲しかった。
あの時流れた涙は何だったんだろう。
いったい僕は何を我慢してたんだろう。
(大丈夫・・・)そう?本当はもうダメだと思ってたんだ。
だけど君は冷めた顔で、僕を三文字で抱きしめた。
『大丈夫。』
そう、たった三文字の台詞だ。
根拠なんかなかったんだろう?
だけど僕はどうして泣いちゃったんだろう・・・
『大丈夫。』そう、本当は大丈夫かなんかどうでもよかった。
ただ君は、少なくとも君だけは、僕を大丈夫だと信じてた
それだけでよかった。
Written by: 高木芳基

