Tsugihagi

声をなくしたカナリアがカゴの中で祈りを捧げてる

傷ついて泣いてるあの子の前でいつか歌えるように

怒りで涙を流すより誰かのために泣ける世界がいい

僻み妬みなんて飽きすぎて悪魔だって食いつきゃしない

知りすぎた君の優しさを

愛しき愛に変えて君を迎えに行く

ツギハギの無力な愛はまるで

初恋のあの時と似てた

壊れたままの時計が今激しく動きだす

出口のない夢は幻だと思えば楽なのに

空きっ腹に流した涙が今頭で暴れ出す

変わりゆく町並みをただ何もせずに僕らは見ていた

昔遊んでたあの空き地もでかいマンションが建ってもうない

この一番上に住んでる人がどんな人かもわからない

今すぐ僕らに返せあの日、木の上に作った秘密基地

水たまりの中に映した

欲張った僕の心は醜いものでした

投げやりの幸せを集めて

綺麗な花束を君にあげる

まっすぐな言葉と愛で君をそこから連れ去る

希望もない世界なら二人で作ればいいんだイチから

だから泣かないで遠い未来に幸せをつなぐ

愛が怖くて前に進めない

なんて期限切れのため息みたい

役に立たない甘えは歪み二周半回って己に帰る

わかってるのにわかってない

なんで？どうして？ばっかりでいつも空回り

キャンドルに灯した火の向こう側に映した地図すらも落書き

ツギハギの無力な愛はまるで

初恋のあの時と似てた

壊れたままの時計が今激しく動きだす

出口のない夢は幻だと思えば楽なのに

空きっ腹に流した涙が今頭で暴れ出す

希望もない世界なら二人で作ればいいんだイチから

だから泣かないで遠い未来に幸せをつなぐ