Credits
PERFORMING ARTISTS
Amaashi
Performer
COMPOSITION & LYRICS
Ryuichi Natsume
Composer
Lyrics
手に余る程の幸せは
破綻していくものです
身の程も知らぬ僕はまた
求めてしまったのです
空漠とした日常が
瞬く間に煌めき出した
受話器越しの約束を
盲信したんだ
思い描いていた夏は
僕らのすぐ傍で消え失せた
淡く揺れ青に散った
理想像が先走って
肝心な言葉さえ伝える
術を知らなかったんだ
すれ違い 知らんふり
どこで間違えたんだ
掌で握りしめた明日が
砂になってこぼれた
姿、形は視える
触れようとしたら透ける
揺れ動く陽炎はやがて
消えていった
僕が描いていたシナリオ
誰も僕らの事を知らないのさ
二人の秘密で良いよ
本当の声が聞こえていないの
独り善がりの押し付けだと
僕は気づけなかった
この雨が止んだ頃には
二人の距離も近づいているだろう
でも、すれ違いは既に起きてた
あぁ脆弱な心が嫌いだ
思い描いていた夏は
二度と来ることなく消え失せた
誰にも知られぬまま
理想像が先走って
肝心な言葉さえ伝えず
わかり合える筈ないだろう
僕だけの秘密で良いよ
思い描いていた夏は
僕には余りある幸せだったんだ
陽炎と共に消える
Written by: 夏目 龍一