Gyroscope

正解を断ち切って今更何を求める

陰に染まれば壊れてしまうだろう

台本を演じきった形だけのエゴイストが

口を衝いたところで何もないや

立ち尽くす喧騒の狭間にいつの間にか自分を潜める

変われない　変わりたい

ここで終われない

いつだって居場所を探して失っていく

「こんな存在丸ごと消えてしまえたら」

誰だって抱えるそんな孤独に立ち向かうのは僕ら自身だ

鼓動が駆け出した

平等に与えられたそれを減らしていくんだと

気付けなかった　何も知らずにいた

「こんな筈じゃなかった」って匙を投げ出しても

そこには後悔だけが残った

この手が触れる全てに意味を掲げたとして

間違いだらけの先に僕は胸を張れるだろうか

分からなくていい　だから迷ったっていい

廻り続ける世界で今を掻き鳴らすことができるか

いつだって居場所を探して失っていく

「こんな存在丸ごと消えてしまえたら」

誰だって抱えるそんな孤独に立ち向かうのは僕ら自身だ

鼓動が加速していく

空白に描いたこの物語が

どんな未来でも声は消えないように

誰だって抱えるそんな孤独に立ち向かうのは僕ら自身だ

ここから始まるんだろ

始めるんだろ