Lyrics
[Verse 1]
真夏の入道雲の向こう
アクリル絵の具のサチュレーション
青、その他
横切る急転直下の紫外線
僕らの希望と絶望と
言いかけの願い
[Verse 2]
思い出なんかじゃきっと終われない
僕らの言葉のシチュエーション
青、それとも
真冬の氷の海を渡って
春まで待てない渡り鳥
僕は一人
[Verse 3]
君は黙り込んだ あの夏を置いて
「さよなら。」も言えないくらい
早すぎた約束 そのまま
[Verse 4]
飛べない事もずっと知らないまま飛べるんだ
あの日の君がもういない
僕なりの設計図の飛行機じゃ届かない
飛べない鳥は 飛べない鳥だ
[Verse 5]
また隙間に影落ちてく 炭で描いた
またなぞって削るパンくず 繰り返した
[Verse 6]
夢より鮮明だったと思った
放課後差し込んだ西日は
青、その先
汚れたカーテンちょっとはためいて
油絵の具の匂いが舞う
君とふたり
[Verse 7]
キャンバスにはそっと 自由が飛び散った
決して留められない光
閉じ込めたい彩り 重ねて
[Verse 8]
隣で言えないけどずっとそうだった好きだった
あの頃 僕はもう違う
偽物の下書きは捨てたんだ 本当のこと
言えない嘘は 言えない嘘だ
[Verse 9]
今日で最後 そう今日で最後
[Verse 10]
飛べない事もずっと知らないまま
あの日の僕はもう
偽物の下書きは捨てたんだ 本当のこと
今日で最後なんだ
[Verse 11]
隣で言えないままずっとそうだった好きだった
あの日の僕はもういない
偽物の下書きは捨てたんだ 本当のこと
言えない嘘は 今日で最後なんだ
Written by: 久下真音
