Top Songs By AKAENPITSU
Credits
PERFORMING ARTISTS
AKAENPITSU
Performer
COMPOSITION & LYRICS
O-Chan
Composer
ひーとん
Arranger
Lyrics
楽しみにしてた花火大会 一緒に行くって約束したよね
花火大会デートは最高だね 浴衣をそろえて最高だね
こっそり立てたボクの目標は キミとこの夏キスをする事
「ハイ たぶんこれ達成すると思います」
家族以外とお祭りに行くのは 今まで一度もなかったからさ
急に大人になっちゃうのかな
だけどもなんだか雲行きがあやしいから
今夜やめようなんて突然電話
最悪だよ すっごい楽しみにしてたから
夕方から案の定雨降り出してカミナリまじりの大嵐
なんでこんな日にこんちくしょう 365日もあるのに
なんてこった神様のバカヤロー 本当にたのしみ だったのに
だけど7時半には雨がやんで ウソのように星空さ
花火大会も予定通り とり行われることになったって
神様さっきはすいません バカヤローはボクです
『キミに何度も電話したけど つながりませんでした。』
家にいるのももったいないし 留守電残し浴衣に着替えて
花火大会に行ったんです
雨のせいで人は少なかったけど それでもここは恋人大会
キミからの連絡待ちながら なんとなく
キミと同じアサガオ模様の浴衣の子を 見てたんです
ボクの鼓動が高鳴って 花火の音よりうるさくて
ウソでしょキミが知らない男と 楽しそうに笑った
どういう事考えてもわからない 親戚の人かなんかかな
キミ達がこっちに歩いてくる ボクは思わず隠れたんだ
親戚の人とキミは手を握り 花火見ないで見つめ合ったりしてさ
『ボクに見せてたあの笑顔 ボクだけのものじゃなかったんだ』
人ごみをさけたキミ達は なんだか最高の雰囲気
ボクから見たら最悪の雰囲気
キミの顔に近づく親戚の人の顔
もう見てられなくてボクはその場から逃げたんだ
なんか涙が出てきちゃって一目散に帰ったよ
雨が上がって花火大会 夜空にボクだけ大嵐
あの時なんで隠れたのか ボクはボク自身を問い正すけど
たぶんあの後キスをしたんだろ ボクの目標のキスをさ
わかってるわかってるあれは 親戚の人なんかじゃないよな
あの時キミの前に出ていって 「誰だこいつは」くらい言えたなら
少しはスッキリしたのだろうか? 家に帰るとキミからのメッセージ
『「ごめん寝てた」スタンプ付きさ』
でもボクは見ちゃったんだ キミは家で寝てなんていない
ボクもしばらく眠れないよ
あーこんな事ならどしゃぶりで 花火大会が中止になればよかったな
最悪だよ、すっごい楽しみにしていたから
キミと出会わなければ良かった 目を閉じると笑顔の キミばかり
ボクは打ち上がって消えたのさ 夏の宇宙に吸い込まれ
誰も見ていない打ち上げ花火 音もなく消えた 花火さ
Written by: おーちゃん