待っている

ただここに立ったまま

星降る夜夢見てる

夜があの子の胸

キラキラと輝かせる

僕の上には星がみえない

もうずっと前から見上げてる

サラサラと流れる時間の粒が

落ちてこないのは

やっぱり僕がガラクタだから？

空っぽな心に　風が吹き抜ける

悲しくて調子外れの口笛のように

空っぽな頭に　記憶がよみがえる

本物かどうか怪しいけど

真っ暗の夜空に

転がるダイヤモンドが

あの山の向こうに

降り注いでいるらしい

僕の上には　星がみえない

もうずっと前から待っているのに

ユラユラ定まらない足元に誰かの靴

声もかけてくれないのは

やっぱり僕が要なしだから？

空っぽな体は

いくらでも入るよ

夜を埋め尽くす星が降ってきても

空っぽな体は

穴が空いてるから

少しはこぼれてしまうけどいいじゃない

こぼれた星は

また空にあがる

僕も一緒に行きたいな