ああぼ～くはかなし～よ

空にさかな　およぐ夜は　こころちぢみまする

たのしいおもいでなのに　どうしてぼくはかなしいの

あしあとのない　お花畑の　まんなかできみがわらってた

ああぼ～くはかなし～よ　でもわんわんなかないよ

ちゃあんと耳を閉じたまま　ぐすんぐすんとやるのです

土に埋めて　空にかえす　そのすきまで暮らす

はるかな胸の奥で　のっぺらぼうの子があそんでる

低いぶらんこ　おおきく揺れて　きもちのぜんまい巻いている

ああぼ～くはかなし～よ　でもにゃあにゃあなかないよ

ちゃあんとまぶた開いたまま　えへへえへへとやるのです

ああぼ～くはかなし～よ　でもみんみんなかないよ...