ヒグラシ

いつか終わってしまうような

 永遠が僕らを支えてる

 正解も不正解も気にせずに走った 

 道も知らないままで

 足りないものを探した毎日は 

 溢れるほどの幸せで満ちていたのに ひとりきり眠る前に

 悲しいことばかり思い出してしまった

 茜色が僕らを焼く頃に

 失くしていたもの

 見つけたんだ

 今、君がいる街で

 嘘みたいに幸せなうたを

 五時のチャイムはまだ鳴らさなくていい

 もう少し帰らないでいよう

 もう少し夢を見ていよう

 もう少し夢を見ていよう

 もう少し永遠を信じていよう

 もう少しだけ

 今、君がいる街で

 嘘みたいに幸せなうたを

 五時のチャイムはまだ鳴らさなくていい

 もう少しだけ

 目を凝らして

 日々を重ねて

 遠い場所まで

 僕らを包み込むような優しいうたを