失くしたもの

いつまでもずっと そこにあると思ってた

手を少し伸ばせば 愛されると思ってた

いつか見た景色も そこにあったはずの何かも

無くなってから初めて 気づく大馬鹿者なんです

セブンスターの重たい煙や君のうなじの匂い

少し鼻にかかったその声があなたの全部が残ってる

まだ消えないままの あの日を思い出して

足りなかったものを数えて 今更悔やんでしまう

今更悔やんでいます さよなら

ありふれた言葉で あの日々は語れなくて

出来なかったことを数えて 今更

まだ消えないでいて いつまでもそばにおいて

乾ききった眼抑えて 今更悔やんでいます

今更泣いています ありがとう