天秤で測る夢

無謀な夢とね 掴める現実

お皿にのせたら 左右に揺れるの

選ぶ必要が あるのかなんてさ

強がってみせてはどっちつかず

深まる夜にはじまる意識行進

足りないものないものねだり

ゆらゆら不安定で不安定で

こわいよ離さないで離さないで

小さい小さい星屑くらいの

おもさで揺らぐボクは情けないなぁ

無謀な夢だと 誰が決めたの？

信じるボクがさ 醜いだけでしょ

すべてが大事で 悪い事はない

キレイゴトじゃなく素敵なことよ

明けてく夜に廻るよ世界更新

現状維持もままならないくせに

ゆらゆら覚束ない覚束ない

この目が離せなくて離せなくて

溶けて消える綿菓子みたいな

儚さに惹かれ世界に引き込まれてく

レトロな軸 正確な針

秤にひたすら想いを乗せる

傾き 揺られて でも倒れる事はないの

でも「キミは大丈夫だよ」って言って

ゆらゆら不安定で不安定で

こわいよ離さないで離さないで

小さい小さい星屑くらいの

おもさで揺らぐボクだっていつか前を向く。