Crédits

INTERPRÉTATION
yomosugara
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Interprète
僕はニンゲンになりたかった
僕はニンゲンになりたかった
Interprète
COMPOSITION ET PAROLES
西森シンタロヲ
Composition

Paroles

気怠い夏の夜半だった
鳶が鷹から生まれ落ちた
斯くも饐えた言葉に似つかわしく
落ちぶれて育った
「賢しい人になりなさい」と
「私のようになりなさい」と
教えをさんざ反故にする愚かさは
いったい誰に似たのだろう
いっそ春の雁に化けたなら
憐みを乞うて心地よく生きられたか
できそこないの精子と卵子が出逢ってしまって僕が生まれた
そうあれと願うほどに
何物にもなれないから 何かになろうと足掻いては
なおさら滑稽に映る
学がないなりに賢人武装して
お次は狂人でも気取りゃいいかね
できそこないの精子と卵子が出逢ってしまって僕が生まれた
それならどれほど楽か
「血統書付きの駄羽が何を言う?」と誰か嗤う
そのたび息が詰まる
せめてひとおもいに詰れ
Written by: 西森シンタロヲ
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