証明

意思のない人形のようにはなりたくなかったんだ

人のようなモノが溢れかえってる

この街の一部に僕もなってしまうのかな

明け方ベランダでタバコを吸った

今日もあまり眠れなかった

準備したら仕事に行かなくちゃ

わかってるけどこれで何本目だろう

あれをしろこれをしろって

出来たところで理不尽に否定される

さぁ行こうか今日も戦場へ

意思のない人形のようにはなりたくないからさ

一つだけ無くさないものを

それが輝ける日は遠くないから

大事に宝箱の中に入れて

夕暮れ沈む夕日に手を振った

返してくれる人はいないけど

帰ったってどうせ一人だからって

わかってるからフラフラしてる

生きていくために働くことが当たり前なんだけどさ

無性に嫌になる時もあって

下ばっか向いて歩いてるより

前をまっすぐ見たいじゃんか

「お前に私の何がわかるんだ」って

もっともっと大きな声で叫びたいんだよ

意思のない人形のようにはなりたくないからさ

一つだけ無くさないものを

それが輝ける日は遠くないから

大事に宝箱の中に入れて