Crédits
INTERPRÉTATION
What the bugs said
Interprète
COMPOSITION ET PAROLES
What the bugs said
Arrangement
Paroles
その肩に その顔に ひらひらひら
沈むように花弁は降り積もっていく
気づけば見たことのある景色だ
また見上げた空は薄藍に染まる
今まで息絶えた命が ただ幻のように剥がれ落つ
空高く羽ばたく鳥 言葉にできない虚しさ
白と黒を繰り返す また今日が終わっていく
人の目は冷たくて また時々苦しくて
今年も雪が流れる
その肩に その顔に 桜が散る
花嵐す空の下 跪いて
この胸の悲しみとどこへ行けど
今さら帰る場所なんてないのに
どれだけ揺すっても どれだけ掃っても
その瞳の色はわからないまま
木漏れ日に溶けて 風がそっと吹いて
僕らは春の幽霊になる
両手を零れ落ちた貴女は
宛ら花時計 鮮やかな籠目
それでも暮れ落ちた心に
孤独の二文字など恐るるに足らず
止まない雨はないとか 明けない夜はないとか
もっと もっと 悲しみを僕にくれよ
気が狂いそうな程の 美しさの片隅で
君の笑う声がする
花吹雪 雨曝し ひらひらひら
崩れ行く指先は風を待って
僕は貴女と生きたいだけで
消えてしまえたらと
その肩に その顔に 桜が咲く
花嵐す空の下 跪いて
この胸の悲しみとどこへ行けど
今さら帰る場所なんてないのに
どれだけ揺すっても どれだけ叫んでも
その輪郭一つもわからないまま
木漏れ日に溶けて 風がそっと吹いて
僕らは春の幽霊になる
Written by: What the bugs said

