Paroles
輝き無くした未来が 辿り着く光の彼方
叫び続く声が 痛いよ 痛いよ
透明な感情が途絶えた 重力も届かぬ夜が
刻を剥がしては 蒼く染めて逝く
通り過ぎた景色 焦がれ尽す憶い
深い闇に沈む 幻想
風の隙間を裂き 霞め採った凪に
揺れる木の葉が そっと浮かんでる
寂たままの遥かな空 闇を翔る幽かな音
行き先も無く 彷徨っている
脆弱
煌き忘れ消え去った 途切れていた記憶の彼方
突き刺した焔が 痛いよ 痛いよ
透明な感情が途絶えた 重力も届かぬ夜が
刻を剥がしては 蒼く染めて逝く
不意に墜ちた領域 胸に留めた希い
憂い傷を負った 遺恨
騒ぐ此の群れ等 眼には意志など無き
淡い水霊が そっと翳めてゆく
微かに疼く傷の跡 羽を休め湖畔の隅で
刻を忘れ 凍えていた
脆弱
輝き無くした未来が 辿り着く光の彼方
叫び続く声が 痛いよ 痛いよ
透明な感情が途絶えた 重力も届かぬ夜が
刻を剥がしては 蒼く染めて逝く
蒼い焔に 凍えていた
零斗の領域を 侵犯していた
虚像の創った 弱い者等が
群の中で 屑れてゆく
煌き忘れ消え去った 途切れていた記憶の彼方
突き刺した焔が 痛いよ 痛いよ
透明な感情が途絶えた 重力も届かぬ夜が
刻を剥がし逝くのに
脆弱
輝き無くした未来が 辿り着く光の彼方
叫び続く声が 痛いよ 痛いよ
透明な感情が途絶えた 重力も届かぬ夜が
刻を剥がしては 蒼く染めて逝く
Written by: 藤末樹


