Paroles
夜の青さに眩む太陽
風の熱さに澱む純情
濡れた吐息がまじる
噛んだ口元ゆがむ
甘い感触の春
月は恋してひかる
ここで踊ろう
ここで探ろう
そして眠ろう
時が満ちるまで
蜜に触れよう
蜜に溶けよう
そして沈もう
影が揺らぐまで
どこまでも続く
果てしないブルー
夜が煌めく
夜に逃げてく
夜へ堕ちてく
魂が疼くまで
星の暗さに障る光芒
恋の微熱に降る陰謀
透けた黒髪なびく
肌を冷たくなぞる
香る白梅の冬
夢を夜空にうつす
ここで漂う
ここで移ろう
そして濡れよう
時が満ちるまで
花に染まろう
花に狂おう
そして結ぼう
影が揺らぐまで
どこまで続く
果てしないブルー
夜が冷えてく
夜に去りゆく
夜へ堕ちてく
魂が疼くまで
そこに浮かぼう
そこに揺らごう
そして醒めよう
時が満ちるまで
街を泳ごう
街を剥がそう
そして綴ろう
影が揺らぐまで
どこまでも続く
果てしないブルー
青くひろがる
先がひろがる
そして堕ちてく
魂が疼くまで
Written by: 夕街図書室

