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Paroles

夕食(ゆうげ)の仕度のできるまで
僕は暇をつぶす
ねころび新聞ながめては
柱時計ばかり
近所の子どもの手をひいて
君が通る時間
つっかけ鳴らして石ころを
いつも蹴って歩く
季節はずれの水玉模様
子どもっぽいねって言ってやろう
夕闇みせまる庭先にキリギリス
湯のみ茶碗の呑み口が
少しかけてしまい
茶箪笥開けると母さんが
愚痴をこぼしてばかり
聞かないふりしてそっぽ向き
僕がふてていると
お膳の上にはごちそうが
並びかけています
井戸端会議は時を忘れて
古い軒並にぎやかに
夕闇みせまる庭先に赤とんぼ
井戸端会議は時を忘れて
古い軒並にぎやかに
夕闇みせまる庭先に赤とんぼ
Written by: 天野 滋
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