てくてく

きみと歩いてく いつものスピードで

「どこまで」なんて決めずに行こう

きみと歩いてく いつもの散歩道

きみからもらった靴履いて

きみと歩いてく いつものようにぼくは

きみの右側歩いて行こう

きみと歩いてくやわらかな風に包まれながら

   

地図にないような路地を行く冒険

迷ったら引き返せば良いね

ああ いつかきっと 全てがきっと

色のない記憶になる

覚えておこう 忘れないように

この青い空の感じ

さあ てくてくと 歩いていこう

手をつなごうよ 時々

何気なく流れる時が 宝物だから

きみと歩いてく いつものスピードで

行けるとこまで進んでみよう

きみと歩いてく 夕暮れがふたりを隠すまで

お気に入りのベンチがある公園

ひなたぼっこする猫が 常連

ああ いつかきっと 全てがきっと

色のない記憶になる

1秒前の世界には

もう戻れないんだ 誰もが

さあ てくてくと ただ てくてくと

笑える話ししながら

新しい1秒あとも 一緒に歩こう

ああ いつかきっと 全てがきっと

色のない記憶になる

覚えておこう 忘れないように

この青い空の感じ

さあ てくてくと 歩いていこう

手をつなごうよ 時々

何気なく流れる時が 宝物だから