さよなら、あたし。

壊れかけた世界は惰性で廻る

終わり見定めて空を燃やす

見えていないだけで止まらない悪夢

この血も涙も赤く燃えてる

愛してるなんて陳腐な言葉なら

もう要らないや

隠してる醜い刹那を舐めさせて

出来るなら貴方の記憶の中じゃなく

その隣で息がしたいや

もうすぐ死んでしまうあたしの声は

いつまで保つんでしょう薬を頂戴

この気持ち埋めてくれるものなんか無いわ

ほらまた言葉の無駄遣いだ

あたしを必要としない貴方なら

もう要らないや

本当のことを言う度胸も無いけれど

出来るなら貴方の記憶の中じゃなく

その隣で生きてたいのに

空に成るのが怖くて

無駄に拾い集めて

塞がった両手は何も掴めない

掴めないのか？

デタラメ言うなって

信じたいんだって

偽りの無い本当の貴方

愛してるなんて陳腐な言葉なら

まだ要らないや

隠してる醜い刹那を見るまでは

出来るだけ貴方の隣で息をして

その笑顔を見ていたいんです

あたしを必要としないその時が

もし来たのなら

本当のことを隠さずに打ち明けて

迷い無い貴方の瞳を焼き付けて

世界は終わる この声と共に

愛してるなんて陳腐な言葉なら