「ナミダ、ヲチル。」

いつか　出会ったとして

その時は　知らない人

たとえ引き止める

ことができても　戻れない

「ナミダ、ヲチル」

夜の街をゆく

すれ違う人並みは　忙し気で

見かけた　君の横顔

全ての音　かき消す

あぁ

ためらいと　後悔が

いまだに　胸を締め付ける

いつか　出会えたとして

その時は　知らない人

心に決めてた　はずだったのに

揺れ動く　「ワタシ、ヲチル。」

階段の踊り場

想いがあふれ出して　立ち止まった

本当は振り返って　伝えたかった

「好きだ」と

あぁ

後悔と　ためらいが

いまだに　胸を締め付ける

あの日の　後悔は

ためらった　私の罪

もしも振り向いて　いたとしたら

さよなら「ナミダ、ヲチル。」