ハローハロー

子供のころのわたしはいつだって

チョコミント味をねだってたっけ

大人の味みたいだねとかって

思ってたっけ

浮かれて落としちゃって

お父さんに怒られて泣いちゃった

サービスエリア

カーテンがゆれた 風のない部屋

習い事の最中 友達としたキスの練習

サファリパークの帰り

窓の隙間から逃げちゃった

おみやげのカブトムシ

友達んち泊まり

公園で花火 夜ふかし

夢中になってみた24時間TV

今ではもうみれないよ

夏休みは終わり

またいつもの毎日

それすらも特別だった日々

もう戻れないよ

Hello Hello

Alone Alone

いま君はどこでなにをしているの

Hello Hello

Alone Alone

さみしそうな声だね

またひとりぼっちで泣いているの

Hello Again

窓をあけてよ

顔をあげてよ

みんなまってるよ

はやくおいで ほら

Knock Knock Knock

Look Look Look

あなた越しにみた天井は

アンドロメダより先の遠い宇宙さ

ぬいぐるみ100個つなげたところで

ぜったい届きやしない

ミルキーウェイ見上げたせい

夏の夜空はどこまでもつづいて

ちっぽけなわたしをのみこんでしまうよ

ケセランパサラン つかまえに

飛び出した 放課後

自転車にまたがり

転がった土手に 両手をひろげ

放り投げた両足

飛んでったサンダル

明日の天気とか どうでもいい

雨が降ったって おかまいなし

傘はいらない 道はしらない

図書室の本はまたしても延滞中

次に借りたいの 実は決まってる

あれもいいね これもいいね なんて

楽しかった子供時代

悔しかったこともあるけど いわない

目に映るものだけが すべてじゃない

口ではうまくいえない

わかっているはずなのに

思い出したくない過去のことなんかよりも

おとなになった今のあなたを

たくさん教えてよ

Hello Hello

Alone Alone

いま君はどこでなにをしているの

Hello Hello

Alone Alone

さみしそうな声だね

またひとりぼっちで泣いているの

Hello Again

窓をあけてよ

顔をあげてよ

みんなまってるよ

はやくおいで ほら

Knock Knock Knock

Look Look Look

Hello Hello

Alone Alone

またそうやって拗ねたふりして

わたしを困らせる

あなたいい加減にしてちょうだい

犬も笑っている おかしいね

くやしいね かなしいね

なにもかもぜんぶ

だけどわたしだってさいごくらい

この世界 ぜんぶいっしょに

Hello Hello

泣いた分だけ笑おうよ