歌詞
[Verse 1]
夜と光が彩る道は
一人で歩くには冷たすぎた
行き交う人の声につられて
思い出がすぐに浮かんでくる
君と別れてから初めての冬
そっと名前を呟いたよ
[Verse 2]
ニットの帽子が
今年も街に溢れたら
無意識に君を探してしまう
癖も治るかな?
何度もこっちを
振り向いて浮かべた笑顔を
思い出すたびに悴んだ指先が
痛いよ
[Verse 3]
吐く息の白さも不意に吹く風も
昔は幸せをくれたのに
今は苦しくて僕の行く先に
つきまとって忘れさせてくれない
君が一年間で一番好きだった
季節だから余計に辛いよ
[Verse 4]
去年の今頃過ごした
何気ない月日をもう少しちゃんと
大切に重ねていれば良かった
なんて今さら悔やんで
両手をポケットに突っ込んで
一人歩いてる自分が
情けないな
[Verse 5]
ニットの帽子が
今年も街に溢れてさ
無意識に君を探してしまう
癖が治っても
きっと忘れられない あの冬の君を
だって本当に素敵だったから
[Verse 6]
だって本当に愛しかったから
Written by: Satoshi Fujihara