カレーうどん

電信柱にもたれながら何を待ってる？

白いシャツを着て君のことを思っていました

廃れ切ったこの住宅街で

君のことを思っていました。

さっきクーリング屋の前を通った時に

きっと戻れないがもう戻れないに変わりました

洗っても取れないカレーうどんの染みに

君はなっている。

オーベイビー繋いで

声を聞かして

だんだん思い出かすんで

消えてしまうのかなぁ

この染みよ

いつまでもここに

仕事終わりの疲れた身体につけたキスマーク

あざとい君があざを残して朝を迎えた

コンビニで買った烏龍茶が

ぬるくなっていた。

オーベイビー繋いで

声を聞かして

だんだん思い出かすんで

消えてしまうのかなぁ

この染みよ

いつまでもここに

オーベイビー繋いで

声を聞かして

いつまでもここに

染みついている。