ハナウタ

風がそよぎ 木々がゆれて

なにかが変わり どこかへ向かう

何も変わらない

変わるはずもない

勝手に信じて

毎日を過ごしてた

変わりゆく景色に

ついてゆけないのは

ボクだけなのかな

平気なフリして歌った

鼻歌は悲しいくらい

明るくて泣けた

雨が降って 河が流れ

なにかをたどり どこかへ向かう

点が集まって

模様を描いて

いつかばらばらに

なること知らなかった

変わらない景色に

飽き飽きしてたのは

いつだったのかな

元気なフリして歌った

鼻歌は淋しいくらい

明るくて泣けた

大切なものはきっと

たったひとつの自分の点が

どんな想いを抱いて

その時その瞬間

その模様を描いていたかって

ことなのかもね

変わりゆく景色に

ついてゆけないのは

ボクだけなのかな

溢れてる涙も

いつしか風に溶け

季節を運んでは

ボクの中きっと

ハナウタになるよ

ルルル