クレジット

PERFORMING ARTISTS
Naomichi Wararabe
Naomichi Wararabe
Performer
COMPOSITION & LYRICS
Naomichi Wararabe
Naomichi Wararabe
Composer

歌詞

十一月の草原 ベンチに男が一人
自分の名札を捨てたくて 風の歌を聞く
約束に疲れて 空の深さが恋しくて
知らず 身を 横たえば 百舌鳥の声がした
パーカーのポケットから 貝殻を取り出して
思い出伏せるみたいに 胸の上に置いて
ちっぽけな花野摘んで きみにきみに 贈る夢
秋の日が男を置いて 山のねぐらへ帰る
十一月の浜辺に 裸足の女が一人
焦げついたこころ抱えて 波の歌を聞く
約束に疲れて 海の広さに抱かれたくて
足を波に浸せば 鉄橋の音がした
空色のポシェットから 押し花を取り出して
蝶々飛ばすみたいに 潮風に放して
薄紅の貝殻拾って きみにきみに 贈る夢
秋の日の風の寒さが 女を町へ帰す
十一月の公園 子猫と老犬が一組
日だまりにうずくまって 遠くの歌を聞く
冬が来れば少しは 人恋しくなるのかと
たがいの飼い主について どうしたものかと話す
ポプラの木の下から 貝殻を取り出して
何かしら答え探して 眺めてはあきらめる
ちっぽけな花のような生命 きみに贈る歌
秋の日が 急に陰って それぞれの家路に帰す
ちっぽけな花のような生命 きみに贈る歌
秋の日が急に陰って それぞれの家路に帰る
Written by: わららべ尚道
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