お姫様症候群

幼い頃に憧れた

絵本の中のお姫様

どんなに暗い運命でも

助けがくるんだって

未だに姫だの夢だのほざく様な

イタイ子 お花畑じゃない

小聡明い笑顔を作れる程

綺麗に造られてない

零した緋い涙は

誰もが蔑みいつも笑われる

凍えて傷だらけでも私は

痛みが好きな訳じゃない

ただ愛に狂って痛いだけ

踊るしかない人生まるで詰み

乾き続けた心を満たす

甘い蜜を頂戴

童話の様に生きれたら

少しはマシになったか？王子様。

病みに魅せられた

心を抱きしめてよ

私が眠るまで

7人の彼に守られた

一夜限りのお姫様

どんなに楽しい夢だって

終わりが来るんだって

魔法が解けてしまえば私は

まるで道端に落ちたゴミのよう

何も無い無価値でも

息をする意味が欲しいと思った

流した淡い涙は

静かに孤独の海 溶けて消えた

溺れて藻掻き続けて

私は真実の愛が欲しいだけ

ずっと愛に狂って痛いだけ

玉の上で目指した助演女優

底の見えない心をみたす

甘い蜜を頂戴

童話のように演じたら

滑稽にみえるだろ？王子様

カミに捨てられた

私を抱きしめてよ

あなたが眠るまで

どうやったって苦しくて

何をどうやったって虚しくて

望む結末に辿り着くだけの

気力もカラッポなんだ

いっそサヨナラしちゃってさ

そして来世は姫になれるかな？

なんて、夢見た悲劇のヒロイン

そんなのはぶっ壊して！！

愛に狂っていたいだけ

踊るしかない人生まるで詰み

乾き続けた心を満たす

甘い蜜を頂戴

童話の様に生きれたら

少しはマシになったか？王子様。

病みに魅せられた

心を抱きしめてよ

私が眠るまで