二人なら

こんなところで泣いてたって 誰も気付きやしない 分かってるんだ 何もなかったかのように 過去を消し去って世界だけ進んでゆく 君を写すと決めたフィルムなのに 曇ってゆく底なしの空 忘れたって消えちゃいない あの痛みはほら、なんだったっけ？ 変わる景色迷ってしまったなら あの歌思い出してみようか そうね 悲しいことも二人なら 宝物になってゆくはずさ 滲んでも消えなかった あの日の君を見せたい ポケットからはみ出してる 君の孤独を見つけたままなんだ 同じ時に震えてた 心が一つ繋がった気がして 涙の見えない泣き顔 今なら 気付ける自信だってあるよ 忘れたって消えちゃいない あの痛みはほら、なんだったっけ？ 消える景色迷ってしまったなら あの歌を思い出してみようか 何回だって出逢ってゆけばいい 約束なんていらないから 滲んでは消えそうな あの日のぼくが歌うよ 届けに行くよ 君だけにただ 聞こえるラララ 思い出して ポケットから零れ落ちてゆく 孤独を紡いで歌にしたよ 変わる景色迷ってしまったなら あの歌を思い出してみようか そうね 悲しいことも二人なら 宝物になってゆくはずさ 滲んでも消えなかった あの日を君に見せたい