異星人

嗚呼 何てピーカン照りの良い天気なんでしょう 死んだ目をして地下鉄に乗り込むだけなのに 街の喧騒は昨日と同じ 色を為した 気に食わない顔 嗚呼 ファーストフード店に乗り込んで舌を出す 「真昼間に こんな場所で死んでたまるか」って 今日も僕は嫌われない様に 愛想笑い 通り過ぎ まるで笑ってる なぁ 愛も忘れて僕達は異星人みたいだ 思考回路など当に終わってさ 何してぇんだっけな 単純な程に ほろ苦い 時間が溶けてゆく きっと明日も蒸し暑い あぁ 嗚呼 紳士と淑 誰だって 皆 素晴らしい 「どんな困難も一緒に乗り越えていきましょう」 どうやら僕はもうはみ出してんだな 狭っ苦しい 悲しみも分け合ってさ 誰もが私らしくって思うは蜃気楼 何だか調子悪くなっちゃって 楽しめないよなぁ 単純な程に ほろ苦い 時間が溶けてゆく きっと明日も蒸し暑い あぁ また今日も寝苦しい夜として それを 通り過ぎ まるで笑ってる なぁ 愛も忘れて僕達は異星人みたいだ 思考回路など当に終わってさ 何してぇんだっけな 単純な程に ほろ苦い 時間が溶けてゆく きっと明日も蒸し暑い あぁ