たからもの

かけがえのない たからものよ

わたしだけの　小さな

髪をなでる　やさしいとき

なんて 愛しい鼓動

あなた おしえてくれた

おやすみと微笑み　おはようとゆり起こす

たったそれだけしあわせ

素直じゃないところわたしに似てしまったね

どんなときだって

あなたが誇らしいの

いたずらして　泣きべそかく

いつまででも小さな

転んでまた　立ち上がって

なんて　凛々しい瞳

あなた　勇気をくれた

守ってあげられる時間はあとどのくらい

夜になるたび数えた

特別な言葉は言わなくてもいいから

当たり前にただ

あなたの側にいましょう

まるでこの海のようだわ

広くて果てしないもの

いつまでも尽きることなく

毎日愛があった

ありがとうの気持ち伝える時はきっと

あなたは遠く見つめて

自分のたからもの追いかけていくのでしょう

旅立つその日も

あなたが誇らしいの