Credits
PERFORMING ARTISTS
Chikara Enomoto
Performer
COMPOSITION & LYRICS
Chikara Enomoto
Composer
Songteksten
時代遅れのクラシック
灯台下は暗し
落としたものが見つからないのさ
忘れ去られたクラシック
十を三で割ったような
変わり映えしない生活
既に飼い慣らした退屈
目標なんぞは皆無
これは環境のせいさ
俺は腐っても鯛でいたい、って
出不精なこのケツを叩いて
遠い異国で勉学
だけど、
課題の英文、解読不可能
内容は見当も、皆目付かんよ
ヤケになっちゃって、ああもう二日酔い
学んだことなんか、何もないよ
独りよがりのクラシック
外国一人暮らし
非日常に胸を躍らせた
あれも今は昔
勘違いしていたのは
どうやら俺の方だ
ガラクタになったコンパス
とうに見失っちまった方角
ああ、もう、何もかんも嫌になった
こんな留学が何になんだ
諦め半分ではにかんだ
「どうせ最期は灰になんだ」
すると、
落としてきたと思ってたもの
今の今まで捜してたもの
「お前の居場所はここだ」ってくらい
ほらそこら中に転がってんだ
やっと見つけたクラシック
灯台下を照らせ
落としたものを拾いに行くのさ
また光りだした大地
時代遅れのクラシック
一周回って最新
落とした分の倍拾うのさ
暗くなっちまう前に
また積み上げる毎日
時代遅れのクラシック
それが何より大事
Written by: 榎本力良