手毬唄

木漏れ日の揺らめく朝に

置いてきたあの夢がある

純粋な嘘しか知らない

そんな記憶が確かにあったの

ほほえみと幸福の歌

陳腐で臭い初恋の歌

大切に仕舞ってきたの

そんな言葉が確かにあったの

騙してなんかない、ほら

その歌声で変わる未来がある

さあ行こう少し遠くまで

私だけの物語を紡ごう

どの花も咲いては枯れる

才能だけが浮いている

苦しくて逃げたくなって

明日が見えなくなる日もあった

哀しみと不幸の歌

苦くて甘い失恋の歌

まろび出すそんな感情

それすら大切だと思える

騙してなんかない、ほら

その歌声で開く心がある

さあ行こうどこまででも

私だけの物語を紡ごう

ああ最後の夜が終わる

世界で一番大好きな歌声

ああキミに出会えて良かった

夢みたいな物語を紡ごう

騙してなんかない、ほら

その歌声で変わる未来がある

さあ行こう少し遠くまで

私だけの物語を紡ごう

私だけの物語を紡ごう