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夏がまた終わっていく この線香花火が
落ちる頃に あなたへの気持ちが決まればいいな
流れて過ぎていく
七月の風と 一度だけの日々が
想いは揺れていく
波に映る 月の灯りのように
少し強く寄せる波を
バケツに汲むそのついで
あなたの気持ちも一緒に汲んでおこうか
夏がまた終わっていく この線香花火が
落ちる頃に あなたへの気持ちが決まればいいな
月には叢雲 花には風が あなたにはあの人が
遠くへ消えて行く
二人乗りの背中 見送った後
もっと遠くへ 消えてくれたらいいのに
僕が知らない世界へ 向かえばいいのに
錆びれた自販機の前炭酸
一気飲みで誤魔化す涙
あなたには 幾つも言葉を飲み干した
あなたの背中 押すふりをした
せめて少しでも 力になりたかった
でもその背中にすらも 届かなかった
本当は二つ火花 並べたかった
夏はまだ終わらない この線香花火は
落ちる事なく想いは
夏がまた終わっていく この線香花火が
落ちる頃に あなたへの気持ちが
夏がまた終わっていく この線香花火が
落ちる頃に あなたへの気持ちが決まればいいな
月には叢雲 花には風が あなたにはあの人が
あなたにはあの人が


