恋にむせて

熟れかけた 夕日 空につぶれ また赤くなる

沈みゆく心ならば いつも同じだよ

恋にむせて

酔ってるみたいだね

思うほどに 遠くなるのかな

近所の家からもれて揺れる 灯りを辿る

あたたかい君の手が 僕を狂わせる

朝が来れば また笑えるかな

けれど明日は

違うさみしさを育てる

恋にむせて

酔ってるみたいだね

思うほどに 遠くなるのかな

叫び声が いつもこだまする

君の瞳の中でずっと

呼んでいる僕は

恋にむせて

酔ってるみたいだね

思うほどに 遠くなるのかな