Tekst Utworu
破れた心
撫でてもらえるのを待っている
子供みたいに しゃがみ込んだまま
いつかの
ジャングルジムの
てっぺんで触れたあの空は
今よりもっと近くて綺麗な青だった
悲しまずに済むコツは
まだ見つけられないから
小さな声で 歌うしかないんだ
明日のために 笑えるように
誰のせいにも しないように
抱えた膝を 伸ばせばそこに
触れそうな青
逆上がり出来るまで
校庭でくり返した
手のひらのマメを数えながら
大人になってた
いくつも 出来ない理由を並べて
ため息つくだけじゃ
くるりと初めて回れた
あの日が泣いてる
君の喜ぶ顔が
好きだったこと思い出して
大きな声で 歌いたくなった
もう一度ちゃんと きいてほしくて
初めて回れた あの時みたいに
分かち合えたなら
笑ってくれたなら
それで充分だ
不自由な毎日 なんて
勝手に決めつけたのは誰?
心のまま たおやかに
歌うように 生きてみよう
歌うように しなやかに
もっと自由に
澄み渡る あの青のように
深く大きく
深呼吸して 見上げれば
立ち上がれる 何があっても
何度も何度も 破れた心で
Written by: あきいちこ


