Asita

空色のトランクには

とうとう言えなかった

大好きの気持ち

遅れてきたバスに乗り込んで

教えてほしかったなと

君が拗ねたそのたびたちの訳は

話してたなら

揺らいでしまっただろう

お互いに気づいてたんだろう

伝えても仕方ないこと

不器用な願い風に乗って

君に届けばいいなぁ

それぞれの行き先に

それぞれの明日がある

がむしゃらに過ぎたのは

昨日の交差点 Oh oh

焼き付けて捕まえて

呼び続けるんだよ未来

あの頃の僕が今カーブの先で

笑う気がするよ

Ah ひらひらと桜が舞い散るよ記憶に

季節は過ぎ去ってでも風冷たくて

今それぞれの明日にそれぞれの

一歩を踏み出す長い長い旅が始まる

またこの空の下

バスが大きく揺れた

よく待ち合わせをした

ベンチの前で

息を切らし君が立っていた

押し込めた想いで涙溢れても

窓を開けてどうか笑えていますように

風にありがとう叫んだ

君だけがあの日々が

僕を変えてくれたから

いつまでもいつまでも

大切にするよ Oh

さよならはいつだって

特別だったからこそくる

どんな日も味方だよ

君らしくいてね ずっと微笑んで

ただ明日へこのバスは走る