二十日、夜

薄暗い部屋でターボライターの音　鬱くらいベタにブルーモードの君

ボロボロになって破れたechoの箱、顔　諸々見つめてる僕は憧れかな

薄くなっていく記憶の中で　君の帰りを待ってる

薄くなっていく記憶の中で　君の言葉を残すよ

明日になっても君がいないことに　首を縦に振れない自分に

飽きた衝動で書いた二十日、夜　君に届くまで

懐かしい声のビデオテープの先　夏らしく焦げた５０万のマーチン

「今日だけ」とほどいた天パ揺らす風、汗　交差点人混み君は歌い続けた

長くなっていく髪を束ねて　君の帰りを待ってる

永くなっていく会えない日々の中に　君の言葉を残すよ

明日になっても君がいないことに　首を縦に振れない自分に

飽きた衝動で書いた二十日、夜　君に届くまで

また思い出す　綺麗なものばかりじゃないから

また思い出す　君の口癖も後ろ姿も

明日になっても君がいないことに　首を縦に振れない自分に

飽きた衝動で書いた二十日、夜　君に届くまで