カーテン越しの太陽

カーテン越しの　朝の光

まぶたの裏で　揺れている

まだ夢の中　君の声

そっと耳をくすぐった

「おはよう」と言えたなら（言えたなら）

この寂しさ消えるかな

"Stay with me"とつぶやいて

白いシーツに抱かれた

時計の針が　止まればいい

もう少しだけ　このままで

わがままな私　嫌い？

正直な心が痛い

優しさに甘えて　泣いていた

君の温もり探す

カーテン越しに見えるのは（見えるのは）

昨日と違う今日の空

"Hold me tight"と願う声

朝の風に溶けていく

冷えたコーヒーが　テーブルに

ため息の跡　残してる

寂しがり屋の私でも

君を待っていられる

光と影の間に

閉じ込めた想い

揺れるカーテンが告げるのは（告げるのは）

もう戻れない時間でも

"Don't let go"と祈る心

光の中で目を閉じた

素直に「好き」と言えたなら

きっと今も笑えたね

朝焼けに染まるカーテン

涙の色を隠した

まどろむ朝の静けさに

君の名前響く

カーテン越しの光だけ（光だけ）

私の心照らしてる

"Forever yours"と信じながら

そっと窓を開けてみた

ささやく風が　運ぶ声

君の笑顔が恋しくて

小さな部屋に残るのは

優しさと切なさ

揺れるカーテンに映る影（映る影）

夢と現実の境界

"Always with you"と願いながら

新しい朝を迎えた