Créditos
Letra
局地的な雨は君の頬にも降り注いだ
ばつが悪くなって
「乗り越えるべきだ」
わかってるんだ
アパートのドア ばたんと
歩き出した
局地的な雨はこの街にも降り注いだ
ばつが悪くなって
帰れはしないけど帰りたいんだ
何もない自分が湿気る前に
朝目が覚めたって少しも変われなくて
寂しくなっちゃっても
ごめんねも言えないんだ
濡れたアスファルトに二人の街が映った
最後の一本で煙に巻いた
君は
泣いて 声は消えた
私は笑った
そんなに泣いて 君はバカだなあ
風は凪いで 最後の電車も消えた
私は笑えた?
頬を伝った 夜
二年前にできた
最寄り駅前コンビニで落ち合う
二人の約束
今ではもうわからなくなって
結局はこんなもんか なんて
「いつもと同じ」
でよかった
がよかった
よかったのになあ
「もう会えはしないね」
「借りてたものはこれだけ?」
「じゃあ」っていつもみたいに
「げんきで」だけつけてさ
ひとりになって
ふたりのかけらを見つけた
最初の一本がずっと消せない
君は私のために泣いてみせて
こんなことで 確かめようって
私はバカだなあ
ずっと
言えばよかった きみに
いかないで
私は泣いて 声は消えた
君も泣いた
こんなに泣いて 二人はバカだなあ
風は凪いで 最後の電車も消えた
雨が隠した もう 笑えないよ

