君の名前

どこまでもつづく　長い道の上で　君の名前を呼んでみる

 空に響いた　その言葉だけが　今をつなぐ　橋になる

 響く　その声が　どこかできこえたら

 月明かりにのせて　届けておくれ

 名前を忘れても　いいじゃないか

 昔の名前を　忘れてもいいさ　今の君を僕が呼ぶから

 空を見上げ　流れる声を　受けとめて　君の名前

 結ばれるために　生きているならば

 結ばれた　言葉は

 いつしか君の　名前になり　僕は道で叫ぶだろう

 結いに結ばれる　言葉はつながって

 空に響いた　うたが生まれた

 言葉がなくても　いいじゃないか

 かつて語った言葉を　忘れてもいいさ

 今の君が何を言うかが　すべてを　かえるための　名前になる

 結ばれていく・・・

 はじめて出会う人よ　僕に名前をつけて

 風の色でもいいから　君の名前とともに

 君の名前は　うそじゃない　君の名前は　真実でもない

 君の名前は・・・　僕のための　君のための　明日のための

 言葉なのさ・・・

 だから僕は　大切に呼ぶよ　Oh

 どこまでもつづく　長い道の上で　君の名前を　呼んでみる

 空に響いた　その言葉だけが　今をつなぐ　虹となれ