生く

息を閉じる

胸をなぞる

慌ただしい孤独を撫でて

死に物狂い

見るも無残に

その代わり鼓動奏でて

ドキドキ怒涛に眠れない

充分な大人に僕はまだなれない

難しいことなんて言わないで

両手を広げて

夜風、浸され

くらくらり

ほどけては思い出

起き抜けは暖かくしましょう

ヤなこともいいことも

ごちゃまぜ

暇なく生きる

ぽわぽわ

なにしよう

お昼寝はほどほどにね

体の奥

沈む浮遊感

どこにも行けず漂う

キラキラ孤高に美しい

なんて子供みたい

馬鹿馬鹿しいね

難しいことなんて言わないで

後ろ髪引かれ

夕暮れ、一人で

なんでもない

着飾らない

そんな今日も

思い出に

まだ見えない

明日もきっと

なんでもない

なんでもない

たらたらと

頭だって抱えて

同じこと繰り返して嘆いて

どうでもいいなんてこと気づいてる

とりあえず眠る

くらくらり

ほどけては思い出

起き抜けは暖かくしましょう

ヤなこともいいことも

ごちゃまぜ

暇なく生きる