Слова
踏切のある街に
あの子は生まれ落ちた
空は高く 風はやさしく
人は豊かな心を持ってた
踏切のある街で
あの子はすくすく育った
外れものの 大人たちは
広い心で見守ってた
やがて時は流れて
あの子は壁にぶち当たる
知らないふりや 聞こえないふり
しても避けられないドリルの音
大きな空のキャンバス
切り取る工事が続く
人が行き交うその場所は
ただ安全なだけの通用口
便利で都会的な
薄っぺらい風景は
どこににいっても同じ顔して
同じルールを押し付ける
生まれる子供たちは
あおい空をしらない
細い路地をうろつく猫を
小さな秘密を隠した箱を
遮断機が降りる
君は駆け抜けるのかい?
それとも閉じてゆく
未来を見つめるだけかい?
警笛が鳴り響いて
街のラジオを消してゆく
命がけでルールを超える
愚か者の歌を
Written by: サニーサイドヤスダ


