KIKYU DE TONDE

長い夢をみているようなんだ

話したってどうせ何もわかってくれないと

クローゼットの奥の方　隠れていたのに

どうしてみつけてくれたの？

窓からみえた広い大空に

心のどこかで憧れていた

世界は果てしなく続いているんだね

まだ見ぬ景色をみてみたい

さあ乗り出すんだ　大きな気球で飛んで

どこか遠い国に降りたとう

流されないように火を灯すんだよ

ざわめきだす日々に　耳をすましてみようよ

らしくない　柄じゃないって誰が決めたの？

正解やイメージにもう縛られないで

スタート切る前から後ろ向いてちゃ

知らぬ間に乗り遅れちゃうよな

でも知らない街　知らない顔　知らない自分と出逢って

こみあげてくる　初めての感情に気付いたんだ

怯えないで好きにもっと素直になっていいかな

まだ見ぬ景色が待ってるから

さあ乗り出すんだ　大きな気球で飛んで

どこか遠い国に降りたとう

離れた場所まで思い巡らして

始まりの煌めきを　抱えたまま飛ぼうよ

吹きこんだ風が

妙に冷たくていつまでも馴染めない

孤独を知ったことがいつか

誰かの痛みに寄り添う力に変わる

さあ乗り出すんだ　大きな気球で飛んで

どこか遠い国に降りたとう

沈んだり浮いたり繰り返し繋いだ

灯火たやさぬよう　思う方へ飛ぼうよ

長い夢をみているようなんだ

見渡せば周りには　仲間が増えていて

信じてくれる人と目指してみたい

このまま続いていくんだよ